
写真・雨宮秀也
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世間の常識では、筍はあく抜きしないと食べられないものと決まっているそうです。
「えっ、ホントにアク抜きしなくていいの?」と何度となく聞かれました。米ぬかを入れてグツグツと煮込んでアクを抜くことなんて、我が家ではしません。そう、しなくて良い筍なんです。そんなことをしてしまっては、筍の香りが飛んでしまい、瑞々しさがなくなってしまい、なによりも筍がトロトロになり特有の食感がなくなってしまいます。
我が家では、煮物をする際、皮を剥き食べる大きさにきって、そのまま煮つけます。掘った翌日の筍を宅配などで受け取られたお客様においても、さっと茹でこぼす程度、根菜を下茹でする要領で充分です。我が家では保存する時だけ下茹でしておき、すぐ食べる時は、みそ汁や煮物はもちろん、天ぷらにする時も、生の筍をそのまま食べる大きさに切ってすぐ調理します。
「お宅の筍は、とても扱いやすいわ。筍が身近な食材になったわよね。」とお客様に言われます。そうです。筍の皮さえ剥けば、そのまま調理できるのです。
よろしかったらお客様の声(筍編)のページをみてください。驚きと感動をお届けする我が家の「白筍」、是非お召し上がりください。
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